非ステロイド外用剤について
- 非ステロイド系の消炎鎮痛剤で、炎症を抑え、痛みを和らげます。通常、急性湿疹、接触皮膚炎、アトピー皮膚炎、慢性湿疹、酒さ様皮膚炎・口囲皮膚炎、帯状疱疹の治療に用いられます。
- ステロイド外用薬を塗る程ではない軽度の皮膚炎や、乳児の顔やおむつ部分など皮膚が薄く皮膚から薬が吸収し過ぎる部分などに塗るのに適しています。
- 主な副作用として、発疹、腫脹、刺激感、そう痒、水疱・びらんなどの接触皮膚炎が報告されています。
このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
文献
- くすりのしおり(スタデルム軟膏・クリーム)、鳥居薬品株式会社
- 馬場直子:【エキスパートが教える研修医のための薬のつかいかた】皮膚外用薬。小児科診療74(5),821-827,2011